災害時における地域での助け合いについて理解を深める

 去る3月1日、今年度の災害ボランティア養成研修会が開催されました。

 研修会では、講師のにいがた災害ボランティアネットワーク事務局長の李仁鉄さんが、「災害時に発揮される地域の力」をテーマに講義とワークショップを行いました。その中で、近年頻発している水害について、雨の量、降り方、治山治水等様々な要因があるが、約450の市町村が慢性的に被害を繰り返している状況に触れ、今後も日本では水害が続くと強調。

 その上で、「逃げ遅れないこと、また、災害が大きくなればなるほど、情報が伝わりづらくなることから、災害の種類によっては避難方法を変えていくことも必要」と、災害時における住民自身の判断の大切さを強調しました。

 また、阪神・淡路大震災や東日本大震災などの教訓から、ボランティアには「支える」、「つなぐ」、「支える人を支える」の3つの役割があると説明。その中で、「支援力(助け上手)」、「受援力(助けられ上手)」という考え方を紹介し、個人の受援力ではなく、地域全体で受援力を発揮できると、ボランティアの支援も有効に活用できるとし、近所や地域の住民が被災者の声なき声に気づいたり、支援につなげたりする「つなぐ役割」のボランティアの重要性を強調しました。